sd-wanとはどういうものか

sd-wanとはSoftwareDefinedWideAreaNetworkの略語です。WANとは物理的な機器によって構築されたネットワークのことを指します。【sd-wanの仕組み】多様な回線をソフトウェアを使用する事で可視化します。クラウドへの接続に対して柔軟性を向上し、トラフィックをコントロールすることが可能となります。

使用するアプリケーションや用途別に複数回線の中から経由する回線を分けられるので、通信速度を最適化する事が可能になります。【IP-VANとsd-wanの違い】IP-VANとは通信事業者と契約した場合のみ利用可能な回線です。事業者が提供している為、回線のキャパシティが増えると必然的にコストが高くなってしまいます。sd-wanとはユーザー自身でアプリケーションごとに経路を変更したり出来るので、複数回線で発生する負荷の分散が可能になります。

そして既存回線で拠点を接続することが可能ですし、データの重要度やセキュリティの要件等で経路を設定出来ます。【導入には】①アプリケーションを識別し、回線を使い分けられます。②時間の削減が可能になってきます。③一元管理が出来るので、通信状態の把握と管理が可能になります。

【注意点】①幅広い対応が出来る知識と技術を持つ人材が必要になります。②ファイアウォール機器と繋がっていない為に端末へのファイアウォールの設定が必要です。テレワークが増えている現在は、このsd-wanを導入するメリットはとても大きいものでは無いでしょうか。

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